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2006/10/18

decision:移送決定

名古屋地決平成18年7月14日(PDF全文)

ボツネタでも起案参考例として取り上げられている。

要するに、民訴法5条1号の義務履行地として、取引慣行に従って手形不渡り異議申立預託金返還債務の履行地を手形支払地たる銀行支店所在地としたものである。

「本件基本事件は,相手方(原告)が申立人(被告) に対し,株式会社Aが支払場所をB銀行C支店とする約束手形5通の不渡り処分を免れるため,同支店に預託した不渡異議申立預託金の返還請求権につき,株式会社Aから譲渡を受けたとして,その返還を求めたものであること,不渡異議申立手続は,通常,当該手形の支払場所でなされ,実際,上記手形の不渡異議申立手続は上記手形の支払場所であるB銀行C支店でなされていること,不渡異議申立預託金の返還の手続は当該手形の支払場所でするという取引慣行があることが認められる。当事者においてこの取引慣行に従わない意思を表示しないときはこの取引慣行に従う意思があったものと認めるべきであるところ,申立人(被告)と相手方(原告)の双方においてこの取引慣行に従わない意思を表示したとは認められないから,上記の不渡異議申立預託金の返還債務の履行はこの取引慣行に従って上記手形の支払場所であるB銀行C江支店においてなされるべきものである。そうとすれば,本件基本事件の訴訟物である不渡異議申立預託金の返還請求権の義務履行地は,静岡県浜松市a町所在のB銀行C支店であるというべきであり,同市を管轄する静岡地方裁判所に本件基本事件の管轄がある・・・」

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