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2006/10/10

bench:裁判官任官数の推移

とある研究報告のネタに調べてみた。
司法試験合格者の増加に対し、裁判官の採用数はあまり増えていないというべきか。以下は日経テレコンを利用した、報道ベースの数字なので、多少不正確だったり、追加された任官者がいたとすればそれは入っていなかったり、逆に辞退者が出ればそれもはいっていないなどの誤差はご容赦。

Image001_1
2000年が2回あるのは、この年修習の短縮のため二つの期が同一年に修了したためである。
年間で考えると、この年が最も多い任官者を出したことになる。

女性の採用数は長いスパンでは増加傾向だが、ここ10数年ではでこぼこがあるほか、あまり変わっていない。
Image001_2
裁判官任官者の大体30%程度を女性が占めているというのは、それなりに多いということだ。ただし、フランスのようにフェミニザシオンと問題視するほどの割合ではないが。

ここ四年間の修了者数と裁判官任官者数との比較が次のグラフ。
Image001_3
修了者の数が増えているのは周知のことだが、これと同じスケールでみると、裁判官採用数はほとんど変わらないという現実が見えてきそうだ。

来年は同一年に二期の修了生が出てくる2007年問題の年なので、2000年と同様に年間160人くらいの裁判官任官が実現されるだろうか?

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