勝てる!?離婚調停2d_edition
本日見本が届いた。店頭には来週並ぶ予定。日本評論社予約ページ
今回は2007年の年金分割完全対応版である。
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コメント
母が家事調停委員をしているのですが,前版は大変役に立ちました。どうもありがとうございました。
ただ,詳しすぎるきらいがあり,申立人はこれを全部読んでくることは困難なので,できれば導入部に簡単な全体像をビジュアルに解説したところがあると良いかもしれません。また,法律論とテクニックが分化されていない点は,私自身は少々不満です。
さらに,これは離婚だけに的を絞っている本ですが,一言でもいいので夫婦関係円満調整事件にも触れて欲しいと思います。
蛇足ですが,調停を不調に終わらせて裁判にいくことの利点・欠点も一章あるとよいかもしれません。もっともこれは具体的事案によりけりなので,一般論にはなじまないかもしれませんが。
調停委員として困りどころは(伝聞),
・ 裁判にいっても勝ち目がないのに誰かにあおられてえらく強気な人がいる。結果,適切な条件での調停が妨げられる。
・ 感情と法律の問題が区別できない(但し,この気持ちは痛いほどわかる)ため,話が進まない。
・ 本人の意思とは別に,周りに影響されて離婚にいたるケースがある。(これは,調停委員としては未成熟子がいる場合には,できるだけ婚姻を継続させたいというバイアスがかかっているせいもあると思います。)
です。
これらは,調停をより有効に活用してもらうためにもどこかで言及してもいいかもしれません。ただ,これらはあくまで調停委員からの視点であり,この本のテーマに則ったものとはいえない可能性もあります。
調停委員をチェンジしたいという気持ちは,調停委員としても,結構わかります。相性というものも含めて,不適切な場合がありますから。
その点,書くことが適切かどうかはわかりませんが,取下げをして,再度申立をする途があるということも,あります。
非常に主観的かつ雑ぱくな感想ですが,お許し下さい。
投稿: <う> | 2006/10/07 21:03
<う>さん、ご意見ありがとうございます。
もし今後も改訂の機会がありましたら、是非参考にさせていただきます。
投稿: 町村 | 2006/10/07 21:20
>一言でもいいので夫婦関係円満調整事件にも触れて欲しいと思います。
補足です。
もちろん最初のケースには書かれているのですが,いまいちどういうものかわからないような木がするので,章立てしてという意味です。
一言でもという書き方は拙かったです。
投稿: <う> | 2006/10/07 21:21