interet:サラ金が焼け太りするのか?
新聞などの報道によると、金融庁は多重債務問題対策と称して、利息制限法の制限利率を上げようという法案をつくろうとしている。
高利貸しの出先に成り下がったのは、今更かもしれないが、ここまで露骨な業界べったりの法改正を考えるとは、あきれかえってしまう。
利息制限法の制限利率を越える無効な貸し出しがはびこり、直接の取り立てのみならず借り換えなどの操作で本来支払い義務のない利子もロンダリングして債務を膨らまし、返せるものも返せなくしてしまう。
焦げ付きは債権の流動化とか、たちの悪い貸し手にどんどんバトンされ、その過程でもまた債務膨張とロンダリングが繰り返され、最後のババは力づくで取り立てるヤクザにたどり着く。
このような負の連鎖を改善するべく、違法無効な金利設定に罰則を適用しようというのが今回の立法の前提であった。
ところが金融庁は、負の連鎖を逆に適法有効なものとしようというのだから、呆れ返る。
経過措置とか特例とかも問題だが、利息制限法の制限利率をあげるという点は最悪だ。
不況下に膨大な自己破産者を生み出しながら史上最高利益を貪っていたサラ金等を、この上まだ優遇しようというのは、どの頭が考えるのか?
サラ金業界にとっては焼け太りそのものだ。違法な取り立てで行政処分を受けたアイフル等、法改正のきっかけを作ったとして業者表彰ものではなかろうか?
この件に関する金融庁の所管は以下。
ホームページに拠れば問い合わせも受けつけているらしい。
金融庁 TEL:03-3506-6000(代)
総務企画局企画課信用制度参事官室
(内線3567、3598)
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コメント
誠にごもっともです。それに抗議の辞任をされた後藤田議員は非常に立派です。業界からの陳情を受けて金融庁に圧力をかけていた議員は表に出たがらず,名前もマスコミでは報道されていません。貸金業界べったりの議員は,表に出て正々堂々と政策論争をすべきですし,次の選挙で選挙区民が票を投じるに値する人物か判断ができるよう,マスコミも業界側議員の名前を報道すべきでしょう。
投稿: eno | 2006/09/07 12:07
リバウンドはダイエットだけじゃないんですね。ナニソレ(゚∀゚)?
投稿: ハスカップ | 2006/09/08 09:17
名前は忘れましたが、1人は通路でインタビュー受けてた議員の名前がでてましたね。
まあ金利下げるだけなんて効果が微妙なもので終わらされるのも困りものですが。
投稿: Faulenzer | 2006/09/08 09:55