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2006/08/28

チャングムに見る法の扱い

韓国の歴史ドラマ「チャングムの誓い」を地上波で見ているので、今だんだん山場にさしかかっている感じがする。


ドラマでは、悪役チェ一族とその一味、特に宰相に相当するオギョモに対して、ヒロインのチャングムとその仲間たちが不正を正す戦いを挑む。分かりやすい構図である。

チェ一族とオギョモ一味は、体制に巣くって不正利益をむさぼっているので、どこかの国の談合集団みたいで、違法な汚職や権力濫用、それに毒殺などの行為も辞さないが、絶対権力の王様には逆らえないし、またこの王様は正しい心を持った人なので、チェ一族とは結託していない。そこでチェ一族とオギョモも表向きは法にかなった手で、敵をやっつけようとする。

それに対してチャングムと仲間たちは、掟やぶりの行動に出ることしばしばである。例えば軍紀を破り命令を無視してチャングムを救い出し、ついでに疫病禍から村人を救ってしまったり。
それが発覚して、違法行為を体制側のオギョモに咎められ、窮地に立つ。王様も違法行為にはことのほか厳しい。チャングムの仲間に近い改革派の高官も、事情を知りつつ法には逆らえない。
ところが、違法行為が結果的に村人を救ったとなると、君子豹変する。法を盾にとって抗弁を試みるオギョモを一喝し、より高次の価値観から裁定を下す。

勧善懲悪ものにありがちな話だが、それでいて法が幅を利かせているところ、特にオギョモらが律儀に遵法精神を発揮するところに、面白さを感じてしまう。
#談合はなくならないとうそぶいている連中が同じ口でコンプライアンスだ内部統制だと言っている姿と似ていなくもない。

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