お詫びはするけど責任はとらない
三国屋建設のホームページでの見解である。
実に露骨な態度であり、謝罪ということの軽さを浮き彫りにしている。まだ東横インの社長さんの方が好感が持てるというものだ。
送電線を切断してしまったら、停電で被害が発生することは通常損害では無かろうか?
特別損害だとしても、通常生ずべき停電被害は予見可能じゃないのか?
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コメント
通常損害の枠に収まるのは、送電線の修繕費用とか、送電停止期間の粗利相当分の逸失利益等がせいぜいではないでしょうか。
投稿: 小倉秀夫 | 2006/08/19 23:23
通常損害とはやはりいえませんかね。
第三者にかかる損害が特別損害だとしても、予見可能な範囲に入るものはかなりあるのではないかと思います。
投稿: 町村 | 2006/08/20 00:24
私がもし相談を受けたら,あんな「見解」をウェブに載せるなとアドバイスしますね。変な講釈たれて,かえって紛糾させることになる。
最終的に判断するのは裁判所ですから,何も三国屋さんの見解をそのままおしいただく必要はないわけで,「あ。そう。じゃあ法廷で白黒つけましょうか。」と言いたくなりますね。わたしゃ邪悪ですから。
そんな風にして,沢山の人がてんでに少額訴訟を起こしたら,「提訴イナゴ」と言われてしまうでしょうか(^_^;)。
投稿: h | 2006/08/20 00:30
相当因果関係(主観説)
そこで争うのか?
過失・損害の発生は争わないのか。そうですか。
投稿: 弁護士奥村徹(大阪弁護士会) | 2006/08/20 08:02
交通事故とか交通障害で問題が出ることがありますね。
工場が止まってしまったとか、公演が中止になってしまったとか。
こういう場合はどういう処理になっているのでしょうか?
投稿: 酔うぞ | 2006/08/20 10:00
こんにちは。
損害賠償の程度、損害賠償金額算定の論理である相当因果関係理論も、当然のことながら、損害賠償法理の枠の中に存在します。
損害賠償法理は、発生した損害の、社会的にみて、公平な分担という法理です。
その公平という価値判断の中には、賠償責任を負わせることの妥当性という、極めて社会的な価値判断を含むものと思います。
相当因果関係理論も上記のようなものであることを忘却すると、生きた法律の理解から離れてしまうかも??
投稿: 弁護士五右衛門 | 2006/08/20 10:26
hさんのコメントに共感します。
同じ責任を取れないということを言うにしても、もう少し言い方を工夫して、世間から同情を引くように行動する方が「合理的」だと思うのですが・・
投稿: ヱ | 2006/08/20 11:16
ていうか、責任をとりますという告知をする意味はあるけれども、責任はありませんという宣言をする意味というのは、総会屋など民暴対策を除けば、積極的にはないでしょうに。
投稿: 町村 | 2006/08/20 11:35
拡大損害の件について私も少しだけ考えたのですが、やはり通常は送電線一箇所を破損しただけで停電が関東一円に波及するとは想定しづらく、したがって通常損害には入らないと思います。特別損害についての予見可能性も、近隣の工場の停電中の逸失利益などについては認められうると考えますが、それ以上については難しいのではないでしょうか。確かに停電がこれほど拡大し、その結果各方面に多大な損害が出たことは大問題ですが、その責任を全て問題の会社に帰責させることが、公平の見地からも適当ではあるとはいえないと思います。
投稿: 一LS生 | 2006/08/21 17:10
停電被害を受けた第三者について、予見可能でないとすることには抵抗を感じるのですが、でも仰るとおり、とばっちり被害のすべてが原因行為者に賠償責任を生じさせるとは考えられませんね。相当性で切るというと、腑に落ちます。
ちなみに、停電被害を受けたJRなども賠償責任追及は考えていない模様です。
投稿: 町村 | 2006/08/21 18:23
この手の事故が起きると,結局末端の人間が泣き寝入りを強いられると感じますね。仮に電車が大幅に遅れて乗客がどんなに損害を被っても,JRは約款をたてにびた一文賠償をしないのが原則であるようで。あんまり「痛み」を感じないから賠償責任追及もしないのかもしれません。
それと,今回の事故は「犯人」がわかっていますが,たとえばいたずらとかで電車が長時間止まったときも,乗客を長時間缶詰にするのは平気だったりしますね。そして,誰が犯人かとかは教えない。まぁ,知りたければ自分で調べるのが筋ですし,教える義務はないのですが。自分は約款で護られているから,あとは野となれ山となれというところでしょうか。
投稿: h | 2006/08/21 20:05
電力会社は、複数ルートを切替、電力の供給が
できるようになっています。
今回の事故で長時間の停電が発生したのは、電力会社の問題が大きいと思います。
無論、被害を与えた設備に対する話は別枠で存在しますが、この設備の告示も公的に出しているものがありません。
場所が空の上ですから、なおさら認識の難しさもあります。
送電線事故と電信柱の事故では同じ事故でも、結果に大きな違いがあると思います。
配電ルートの大きなものは変電間を結びます。
1ルートが切断されてもほかのルートから供給します。
電信柱も基本的には同じですが、その柱の切替できないグループ間で送電ができなくなります。
交通事故で柱が折れて停電しても、末端ユーザーに責任を双方ともとりません。
ただ、柱は保険で直されます。
この柱は、目に見えるところに多数ありますが、送電線はわかりません。
ここらがポイントですね。
投稿: 電気や | 2006/08/22 02:15