シティハイツ竹芝事故のメーカーのsite
シンドラーエレベータという会社だが、サイトには一応事故についての告知があった。
しかしこれでは無責任の極みではないか。
事故原因究明はまだだというのなら、同社製のエレベータがどこにあるのか、少なくともシティハイツ竹芝の事故機と同型のエレベータがどこあって、そのトラブル状況はどうなのかを正直に明らかにしないと、エレベータに乗るたびにメーカー名とか確かめないと安心できないではないか。
現に東工大では危ないエレベータがシンドラーエレベータという会社の製品だというし、私の勤務先は大丈夫なのかと気になってしまう。
まずもって同種の事故が起きる可能性をいかにして減らすか、それを考えるのがメーカーの責任というものである。
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コメント
このメーカーは,エスカレーターや動く歩道も作ってますね。人が亡くなっているので,ジョークの要素が入ることは避けたいのですが,本当に冗談抜きで「シンドラーのリスト」をつくった方がいいかもしれない。
ちなみに,法務・検察合同庁舎はたしかOTISというメーカーだったという記憶です。
投稿: h | 2006/06/06 10:40
そのメーカー名も、OEMとかはないのか心配になります。
投稿: 町村 | 2006/06/06 10:50
エレベーターに乗ると、定期健診をした会社の証明書のようなものが見当たりませんか?
先日、こちらにあります日本食のマーケットのエレベータに乗ったら、電気が消えて真っ暗になりました。恐かったな~。(ちなみに検査をしたのもエレベーターの製造会社も日本企業です。)
投稿: koneko04 | 2006/06/06 14:41
問題のエレベータは電源を落としたらフリーフォールしたようです。
http://blog.nikkeibp.co.jp/mansion/archives/material/word/014023.html
↑にある安全機構のどれだけを無効化すればここまでフェールセーフを壊せるのか.....安全機構の制御を低コスト化のために集約したとか、苦情が多いので安全装置を無効化したとか、毎年入札で業者選びをして無責任体制になってたなどが重なって事故につながったのでは?と思ってます。
OTIS氏はエレベータのかごをつっているトラクションロープを切らせて自社のフェールセーフ機構を宣伝した人ですね。
投稿: kumakuma1967 | 2006/06/07 10:38
社長が最高水準の安全性とかほざいている一方で、海外でも死亡事故がたくさんあったと報じられています。
よくよく日本人は馬鹿にされていますね。
投稿: 町村 | 2006/06/08 00:40
当初、「同社製のエレベータがどこにあるのか」を問い合わせると「個人情報だから答えられない」と吐き捨てたらしい。
投稿: O | 2006/06/08 22:14
故障でも、死傷事故につながるような不具合と、不便だけれど死傷事故にはならないような不具合をしっかりと分けて、死傷事故につながるような不具合が多発しているのなら、やはり設計に問題があるのだと思います。
たとえ保守がきちんとされていなかったとしても、安全側に故障するような仕組みになっていないといけません。
ドアが開いたまま移動するような不具合は、死傷事故につながるので論外です。
http://www.schindler.co.jp/jpn/WEBJPNJP.nsf/pages/new-060606-01
>捜査による詳細が出るまで、事故に関するコメントは差し控えさせていただきます。しか
>しながら、2006年6月6日時点では、この事故がエレベーターの設計や設備によるもの
>ではない事を確信している旨を述べさせていただきたいと思います。
調査も完了していない段階では、最悪の事態に備えて再発防止のための活動をするのが先決で、このような根拠のない言い訳をしても反感を買うだけでしょう。
エレベータって扉が開いているときは、機械的に上下しないように固定してしまうようなロック機構がついていると思っていたんですが、実際はそうでもないのでしょうか?
上下方向の移動とはいえ、乗り物の仲間ですから、航空機事故調査委員会や鉄道事故調査委員会のような事故再発防止を目的とした第三者機関で徹底的に原因究明と対策提言をして欲しいものです。
投稿: WA | 2006/06/09 00:13