litigation;医療訴訟の審理期間が短くなっている
日経朝刊より医療訴訟の平均審理期間、過去最短の26カ月台
「最高裁が統計を取り始めた1990年の42.5カ月から15.7カ月短縮。過去最短だった一昨年より0.5カ月短くなった。」
この平均というのは、欠席も取り下げも含めた数字であろう。もっとも医療訴訟では欠席判決などほとんどないかもしれないが、実感としてはもう少し長いかもしれない。それでも1審に4年が普通の時代から2年半が普通という時代になったわけだ。
これも新民訴(弁論準備手続導入)効果と新々民訴(計画審理、専門委員導入)効果であろうか、それとも記事中にあるように弁護士に医療専門性の高い方々が増えてきたとか、鑑定人選任をめぐる諸制度の充実で鑑定期間が短縮されてきたことによるものか。
勝訴率とか、文書開示率とかの推移も知りたいところである。
なお、医療訴訟については患者側にたつことを鮮明にした以下の本(我が同僚作)が参考になる。
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