america:ネットの中立性法案
CNET Japanの記事によれば、アメリカの連邦議会下院の司法委員会にて、ブロードバンドプロバイダーに対し、厳格なネットの中立性の原則の遵守、つまり、ネットワークを「全てのサービスに対して公平に」運営することを義務付ける法案が可決された。
この記事の限りでは、今ひとつ内容がよく分からないので、連邦議会の下院サイトで原文を探してみることにしよう。
THOMASと呼ばれる検索システムで法案にたどり着ける。
法案のタイトルはInternet Freedom and Nondiscrimination Act of 2006
インターネットの自由および反差別法とでもいうべきか。
要するにブロードバンドネットワークのプロバイダに対し、差別的取り扱いを禁止し、相互接続義務を課し、自社高速ネットを構築してネットを囲い込むことを禁止するというものだ。
日本では、電気通信事業法に差別的取り扱いの禁止条項があり、監督官庁による厳しい目が光っている現状では、アメリカのような法律を作る必要もないのかもしれない。
もっとも行政裁量による運用に委ねていると、その時々の状況により恣意的な運用がなされるかもしれず、民主的コントロールという点でも明確性という点でも問題がある。さりとてアメリカ式の立法にもなかなか共感を覚えにくいのだが。
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コメント
エントリの米国法案はCATVの映像配信地域独占契約を事実上無効にする法案のようです。
投稿: ハスカップ | 2006/05/27 23:39