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2006/04/03

news:ネット上の人権侵害急増

このニュースは少し前にも見たような気がするが、本日付の朝日.comに掲載されていた。
「インターネット上の掲示板への悪質な書き込みなど、ネットを悪用した人権侵犯があったとして法務省が救済手続きに乗り出したケースが、昨年1年間で272件にのぼったことが同省のまとめでわかった。5年前(39件)の約7倍と急増
(中略)
 主な内訳は、名誉棄損にあたるものが118件、プライバシーの侵害にあたるものが96件。
(中略)
法務省がプロバイダーなどに情報削除を求めたケースは28件あった。」

法務省が認定したケースに限ってがこの数字であり、内訳から見ても名誉毀損やプライバシー侵害にはとどまらない権利侵害事例が多数含まれている。
これだけでは、多いとも少ないとも言える。

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コメント

確かに数字的には急増ですがねぇ、ネットワーク利用者が増えた(全国民化)したからヘンな話に出会う可能性が増えるのは当然、という観点の記事を書きました。

http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2006/04/post_fea1.html

投稿: 酔うぞ | 2006/04/03 14:20

酔うぞさんの書かれている通り、この5年の状況の変化を考慮しないで数値だけ較べるのは、ある方向にバイアスをかけたいのかと勘繰ってしまいます。

また、ネット以外の人権侵害申告は2万3000件以上ありますので、リアルとネットの比較による考察も欠かせないと思います。

投稿: 風雲 | 2006/04/03 16:29

そういう分析をすると、たちどころに「泣き寝入りを強いる」とか、「人命が失われなければまともにとりあげない」とか絡む人が出てきそうです。

投稿: しかし | 2006/04/03 16:46

 絡む人は「統計でウソをつく法」(ブルーバックス)を読まなくても実践される方が多いですね。ときどきマスコミすらこの実践「過ち記事」を掲載してます。この本はタイトルが実は逆説で、まともな統計処理の基本を「過ちやすい例」を使って平易に説明している良書です。

投稿: 逸般人 | 2006/04/03 21:30

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