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2006/03/27

event:デジタル・フォレンジック・ワークショップ

本日午後はデジタル・フォレンジック・ワークショップに出席した。
日頃の寝不足と5分咲きの桜を愛でながら皇居のお堀端を大手門から半蔵門まで半周した後遺症か、不覚にも各発表の最初を聞いて気絶し、意識を取り戻した頃にはその発表の最後の段階になっているということを繰り返してしまった。
そんな人のために、当日資料はこちらにアップされている。

面白かったのは、アメリカのミシシッピー州立大学の先生がアメリカのフォレンジック事情を色々と教えてくれたことで、さすがに25年もの歴史がある(つまりインターネットとそう変わらない)と、法執行機関でも民事でも企業内でもかなり身近に使われるもののようだ。
日本でも、昨今の様々な事件でフォレンジックというべき捜査手法が活用されているのだろうなというニュースに接することが多い。ライブドアが最近の筆頭だが、粉飾などの企業犯罪では、コンピュータデータに証拠が潜み、しかもそれを削除して隠しているとフォレンジック技術により掘り起こされることになる。

民事では、ディスカバリーが事実上存在しない日本では、アメリカのように手持ちの資料を開示する必要がなく、従ってフォレンジック技術を要求されるという場面も少ない。
ただ、医療過誤におけるカルテなどの医療記録証拠保全は、電子カルテとなれば、電子データそのものの検証をすることになるはずである。プリントアウトに頼っていたのでは、改ざん防止は覚束ない。また電子取引が普及拡大していけば、いつの間にか裁判では電子データそのものを証拠方法とせざるを得ない事態になっていたりして、その真正さの証明にはフォレンジックが当たり前に使われるようにもなっているかもしれない。

そのような夢を見た午後であった。

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