ECネットワーク発進!
ECOMのネットショッピング紛争処理室の実験結果をもとにして、新たなオンラインショッピングに関連するADR組織が立ち上がった。
有限責任中間法人 ECネットワーク
オンラインショッピングの業者には、会員となって情報提供とコンサルティングサービス、そして斡旋サービスを行い、オンラインショッピング利用者(消費者)にも情報提供と斡旋サービスを行う。
ECネットワークの会員マークは、トラブルとなったときの斡旋利用可能マークでもある。
オンラインショッピング業者にとって会員になるメリットは、以下の点にある。
「ECネットワーク会員ショップで買い物されたお客様には、万が一トラブルになっても、第三者による『解決の場』が約束されます。初めてのサイトでお買い物をするお客様にとって、これは大きな安心材料です。お客様に安心をお約束することで、集客と売上アップを目指しましょう。」
そして、PLセンターなどと違って、このECネットワークの特徴は業界団体が実施するADRでも行政が実施するADRでもなく、消費者団体実施のADRでもない、独立型ADRということだ。このようなADR組織は、日本では、弁護士会など士業団体系以外では初めてではなかろうか(私の実施したいくつかの実験例は実験だったし)。
ということで、趣旨に賛同されるネットショッピング業者のみなさん、その他趣旨に賛同する研究者や実務家の皆さん、会員には事業者がなる普通の会員とその他の人がなれる賛助会員とがある(会員種別と受けられるサービス参照)ので、早速申し込んではいかがであろうか?
今なら無料でお試しも可能である。
→入会手続
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