jugement:ワンクリック詐欺に鉄槌
東京地判平成18年1月30日
朝日コムによれば、メールのリンクをたどって入会完了・料金を支払えと請求された弁護士が、「威圧的な請求で精神的な苦痛を受けた」としてサイト運営者に400万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は30日、サイト側に30万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
30万円というのは一件あたり極めて低額だが、ワンクリック詐欺の請求を受けたことのある人は、この私も含めて、数千人から数万人に上るだろうし、ちゃんと証拠が残っていて、原告となっても良いという人は数10人はいるだろう。
集団訴訟ということになれば、全部合わせて1000万円以上の賠償が見込めるわけで、ペイするかもしれない。
ただ、請求が認められても相手に資力はないだろうし、下手すれば裁判外で報復されるおそれもマジでありそうだが。
ともあれ、桜井弁護士に拍手喝采。
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コメント
Bravo!
何らかの抑止力に繋がることを期待します。
投稿: 東馬 | 2006/01/31 16:39
僕は引っかかったとき、そっこーでプロバイダに、勝手に住所とか教えないように要請しておきました。あの時は、本気で、不安でしたから、僕も原告に立候補したかったです(笑)。
投稿: こう | 2006/02/01 17:56
まぁ、今となっては、ワンクリはあくまで「詐欺の手法」であり、法的な支払い義務は一切発生しないという事が知られておりますからねぇ。
とはいえ、今後も増え続けるであろうネット初心者にとっては脅威以外のなにものでもありませんし、実際に支払ってしまった方もいらっしゃるでしょう。
今回の事が何らかの抑止力になってくれれば良いのですが・・・おそらく無理でしょう。
ネット初心者をターゲットに設定し、「支払われればラッキー」的な考えでワンクリ詐欺を行っている者達からすれば今回の一件は、
「たまたまタチの悪い相手にあたっただけ。訴訟なんて滅多にされるもんじゃないんだから、自分には関係ないね」ってな考えにたどり着くのが関の山ではないかと。
投稿: 一晃 | 2006/02/06 11:43