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2006/01/14

ADRシンポ 早稲田COE

早稲田大学の法科大学院で開かれているADRプラクティスの探求に出席している。出席予定ではなかったが、結局来てしまった。

内容は、想像以上に面白かった。
例えば、中村芳彦弁護士の事実認定の役割論は、裁判とADRの手続が持つ機能の違いを浮き彫りにするものだ。
事実の探求は判断の前提として必要なのではなく、当事者のこだわりをときほぐし、違いを認識し、話を前に進めるために役立つものだというわけで、ADRの事実認定の意義を明確化している。残念ながら、梶村さんにはその意図が伝わらなかったようだが。

また、山田文教授の法情報の使い方、法以外の専門情報も含めて、調停の中でいかに飼い馴らしていくかという視点も、実践へ大きな示唆を与えるものだ。20060114162903.jpg

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法律・裁判」カテゴリの記事

コメント

ありがとうございました。

聴衆には本当に偉い人が多く、クラクラしました。

私自身、他の講演者の話がとても興味深く勉強になったのですが、自分のプレゼンが気になって十分集中できなかったのが残念でした。

山田先生も、こういうのはありそうでなかった、継続してもいいかも・・でも自分の首を絞めるなぁ・・なんておっしゃっていました。

今後ともよろしくおねがいいたします。

投稿: いりえ | 2006/01/15 08:57

入江さん、ご苦労様でした。
これまで、何人ぐらいの方が報告でいわれるところの「仮免許」取得状態にあるのでしょうか?
また、紛争の種類による特化はあるのでしょうか?
などお聞きしたい点はたくさんありました。

投稿: 町村 | 2006/01/15 13:08

入江さん みなさま。本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

私自身 お話をお聞きしていて、思うところ(ほんとは言いたい事かも)はたくさんでした。また 草の根的な存在(そうおっしゃれる事自体はまさしくその通りのことを目指しているのでうれしいのですが・・・区別されてしまったようでちょっと複雑な心境かも(笑))としては、士業とか行政型とかそういう形でなく、そこに共通する何か(思いとかじゃなくて事がが思い浮かびません。ごめんなさい)を持って 入江さんがおっしゃるところの「運動」としての広がりを持っていきたいみたいな感想を持ちました。第三者としてのかかわりとしても Lay とかLawyerとかでなく、みんなが「どこでも誰でもメディエーション(これはJMCの理念なのですが」という共通項を見つけていかないと、広がりは出ないような感じも。。みな自分自身が第三者であり、月の側面では当事者でもあるそんな感じがメディエーションにはそんな感じも必要かなと思っています。
な~んて 言っていますが、実際は本当に「大変」で、毎日、苦しんでいます。でも暖かいピア(仲間)にどんなに支えられているか分かりません。
いろいろあったADR法ですが、これを機に仲間が増えるのはうれしいなと思いました。
みなさんで楽しんでいきましょう!!

投稿: たなかけいこ | 2006/01/15 14:09

ご質問頂き、光栄です。

>これまで、何人ぐらいの方が報告でいわれるところの「仮免許」取得状態にあるのでしょうか?

仮免というより、オープンダイバー(PADI Cカード)に近いかもしれませんが、とも角3日程度の集中型のトレーニングを受けた人の数はかなりに上っているような気がします。
正確な総数はわからないですが。
シヴィルという大阪のNPOだけで、200人くらいのいらっしゃるという風に聞きました。

しかし、「走れる道路・泳げる海」がないのが問題です。
例えば、ロースクールのクリニックのような場所が、教習所後に実務を学べる機関になるとよいと思うのですが・・

司法型ADR機関でも、促進型の勉強をしているグループもいくつもあるようです。
総体としての実態はよくわかりませんが。

>また、紛争の種類による特化はあるのでしょうか?

例えば、当然ながらではありますが、土地家屋調査士会では、完全に、境界紛争に特化しています。
この団体は、士業型でここ数年急速に進んでいると聞いています。

ベースの考え方は、かなりの程度共通化できるが、ロールプレイ事案のところや、調停センターの運営方針で変わってくるところなどがあるような気がします。

投稿: いりえ | 2006/01/16 17:24

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電子商取引を離れたADR一般についても、少しずつ書いてみたいと思っていました。ちょうど昨日(1月14日)、早稲田大学で「ADRプラクティスの探求」というシンポジウムが行われ、私は聞きに行けなかったのですが、ADRのメーリングリストや[http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/01/adr___coe_07fe.html#comments:title=町村先生のブログ]等で、その模様や感想が紹介されています。すごく面白かったみたいですね。残念で... [続きを読む]

受信: 2006/01/15 18:05

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