Korea:大学願書受付日にサーバ・ダウン
ちょうど受験生の親としては、他人事ながら憤りを感じないではないが、しょせん受付を延期すれば済むことであろうから、まあ大したことはない。
しかしこういう事件を見るにつけ、インターネットってもともと脆弱でベストエフォートの世界であったものが、信頼のおけるものになったんだなあという感慨を覚える。同時に、IP電話なんかが普及して電話線の機械仕掛けの電話がなくなってしまったら、本当に大丈夫なんだろうかと不安に思うのだ。
経済的に引き合わないとしても、インフラ確保のコストは誰かが負担し続けておかなければならないはずである。
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コメント
>ちょうど受験生の親としては、他人事ながら憤りを感じないではないが、
>しょせん受付を延期すれば済むことであろうから、まあ大したことはない。
わたし逆の意味で心配してます。
そもそもなんで殺到したのか?という理由が、受験生が競争率を見ていて出願するのを遅らせていて、最終日に8割が出願した、とかいう話なのですね。
このような集中にサーバが耐えられるか?となると技術的には厳しいでしょうね。
一方でインターネットを利用することでリアルタイム同然で様子を見ることが出来るとなると、このような集中は避けられないわけですから、正にイタチごっこになってしまいそうです。
つまりは、締め切りを遅らせるとしても「ギリギリを狙って応募した者の権利を侵すのか」という議論も成立しそうで、それはそれで問題です。
こうなると、リアルタイムで応募状況を公開してはいけない、といったノウハウとして展開するべき問題でしょうね。
投稿: 酔うぞ | 2005/12/29 07:27