34%もの高額配当破産
何のことかといえば、ネズミ講天下一家の会の破産終結である。
ニュースより-----
確定した債権者は約6万7200人で、債権総額は約220億円。管財人は故内村会長が所有していた不動産の売却益などを基に92年、約65億円を中間配当した。今回の最終配当は、さらに不動産を現金化した約9億円を上乗せし、最終的な配当率は34%となる。
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耐震構造偽造問題の被害総額も、おそらくはネズミ講の総額をはるかに上回るのであろう。
可能な限りディープポケットの元請けゼネコンを追いかけないと、配当率0.00001%とかいうことになりかねない。
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