CDと音楽のこれから
元麻布春男という人のコピープロテクションCDが招く災いという記事は注目である。
ボツネタ経由で読んだ。
それにしても、最初に出てくるrootkitの問題は、日本の刑事法上はどのようなことになるのだろうか?
少なくとも民事法上は、それと知らせずに販売してインストールさせれば、その除去にかかる費用は損害賠償としてソニーBMGに請求できるように思われる。
ちなみにこの記事のキモは、くだらないCCCDの無様さの話ではなく、その後半部分にある。
ミュージシャン(と心あるレコード会社の人)はみんな読んでほしいものだ。
追記
これを書いてCNET JPをみたら、なんとソニーBGM、「rootkit」CDのリコール発表--別のセキュリティ問題も発覚
とのことである。
「XCPコンテンツ保護ソフトウェアが組み込まれたCDに対する消費者のみなさまのご心配は十分理解しています。消費者のみなさまには、対策として交換プログラムをご用意し、同ソフトウェアが組み込まれた未販売分のCDについては、すべて小売店から回収します。お客様にご不便をおかけしましたことについて深くお詫び申し上げます」by Sony
日本のCCCDもリコールしないのか?
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コメント
CCCDがいやで輸入版を買うことが多くなった昨今、こんな話題がでてびっくりしております。
チェックしてみたところ、幸いSonyのミュージシャンのCDは買っていなかったのでホッとしています。
>CCCDもリコール
これは是非してほしいです。
予約したCDをとりにいったらCCCDだったことが過去に2度ありました。
それ以降は予約で買うことはなくなりました。
それでも聴きたい日本のミュージシャンのアルバムが、CCCDしかないというのは困り者だと感じています。
CCCD回収して普通のCDで出し直してほしいと一音楽ファンとしては思います。
投稿: 織田龍巳 | 2005/11/17 17:43