Book:リーガルコーディネーター
麻田恭子・加地修・仁木恒夫『リーガルコーディネーター』信山社・2005
要するにパラリーガルの一種だが、依頼人と弁護士とをつなぐ介添え役としての事務所職員である。
仁木さんの書くものはどれも面白いのだが、この本もまた面白い企画である。
リアルな日常という点でも、法律事務所とはどんなものかを味わうことが出来る好著だし、是非ロースクール生に読んでもらいたい。
なお、しおりに故井上治典教授の推薦文があり、生前の肉声を聞く思いで読んだ。
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コメント
先生の記事を読んで図書館で早速リーガルコミュニケーターを借りました。
私もクライアントとして、そして元事務員としての経験から、こういう役割が必要でないか?と思っていたところ、実践されている事務所があるとのこと。その内容じっくり読ませていただきたいと思っています。
ありがとうございました。
投稿: はなわ | 2005/11/01 12:13
もう図書館に入っているのですね。
てっきり新刊かと思っていました。
投稿: 町村 | 2005/11/01 12:29
私も3週間ほど前に読みました。
パラリーガルとは違う、というところが、「みそ」ですよ。
投稿: 刺身のつま | 2005/11/01 12:53