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2005/10/20

古田って何回マウンドに行けるの?

法解釈と法政策決定の良問朝日コムより
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監督またはコーチが投手のもとへ行く回数は、野球規則で「1イニングに同一投手のもとへ2度目に行けば、その投手は自動的に試合から退かなければならない」(8.06)。捕手はセ・リーグのアグリーメントで「1試合3回まで。延長戦に入ればさらに1回」と制限されている。
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さて、捕手兼監督がマウンドに行けるのは、一試合ないし一回に何回だろうか?
何回と解すべきだろうか?
文理解釈、立法者意思に基づく解釈、目的論的解釈の限りを尽くし、古田に適用されるルールを考えてみよう。

私の解釈は、試合時間の短縮を目指すのが上記ルールの立法趣旨であるので、単純に足し算をするというのは合理性を欠く。それに一試合3回までと言う相談タイムの制限と一イニングに一投手のもとへ1回しかいけないという制限とは、単純に足せない。
他方、監督して、および捕手としてのマウンド行きの機会は保障しなければ、かえって他球団より不利な条件となる。

従って、監督としてのマウンド行きが可能な回数は保障しなければならず、それと重複する限りでは捕手としてのマウンド行きも兼ねていると解し、ただし同一イニングに同一投手に3回まで相談しに行く機会は一試合に一回は保障すべきだから、少なくとも1人の投手には監督兼捕手としての一回のほか、2回相談に行けるものとすべきである。

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コメント

このような解釈と同じになるか異なるかは、ともかく、コミッショナーは、こういった合理的根拠を示した解釈を提示することはできるのでしょうか。

投稿: tedie | 2005/10/20 20:53

そりゃ、できるでしょう。
極めて有能な法務事務次官だったわけですし、公取委の委員長もおつとめになられた方ですから。

よもや、薄ら笑い浮かべて他人事のようなことで済ませることはありますまい(笑)。

よりによって証書にこの人の名前が書かれてるんだよな~。

投稿: h | 2005/10/20 22:43

というより、今、議論しようとしていること自体、だめだめじゃないかと。

投稿: Ikegami | 2005/10/21 18:28

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