« Bankruptcy:大阪ドームが特定調停失敗、更生へ | トップページ | word:外来語読み替え案第四弾 »

2005/10/06

arret:ライントピックス、不法行為が認められる

見出しに著作権がないということなので、まるごと転載してしまおう。

ネット記事の見出し無断配信「違法」…初の司法判断(読売新聞)

知財高判平成17年10月6日

しかし、知財高裁ってのは判決公開のスピードが信じられないくらい遅い。
大合議事件を別とすると、8月が最新である。
最高裁みたいにその日にアップすることだって可能であろうに。
(追記)この部分は不正確でした。8月が最終というのは過去判決集で、判例速報は結構早いです。ただし、7日現在、このライントピックス事件は掲載されてませんが。

ライントピックス事件については、原判決が見出しの著作物性を否定し、全面的に請求棄却となったのに対し、知財高裁では見出しの著作物性を否定したものの、無断転載を不法行為と認めて賠償を命じた。

ただし、賠償額は約23万7700円ということなので、ノミナル賠償である。

|

« Bankruptcy:大阪ドームが特定調停失敗、更生へ | トップページ | word:外来語読み替え案第四弾 »

法律・裁判」カテゴリの記事

コメント

「ノミナル賠償」って何ですか?

投稿: 無名人 | 2005/10/07 08:26

今日の読売では、「大ニュース」扱いです。
1面トップ・社会面・社説まで(笑)。

投稿: h | 2005/10/07 08:32

そうみたいですね、読売。スタンドで見かけただけですが。

ノミナル=名目的

普通は1万円とかですが、23万円というのも、新聞社の総力を挙げた活動の成果をフリーライドされたというには、あまりに低い金銭評価なので、名目的に賠償責任を認めたにすぎないのだろうと思いました。

投稿: 町村 | 2005/10/07 13:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: arret:ライントピックス、不法行為が認められる:

« Bankruptcy:大阪ドームが特定調停失敗、更生へ | トップページ | word:外来語読み替え案第四弾 »