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2005/09/22

仰天!ニッポンの警察に捕まると看守がマルチ商法に勧誘

ネタかと思ったが、中日新聞朝刊には次のような記事がある。
巡査部長は久居署警務課留置管理係の主任だった昨年十二月中旬、留置中の男女三人にそれぞれ「会員を増やせばマージンが入る」などとして、毎月一万円相当の栄養補助食品の購入会員になるよう勧誘。このうち、五十歳代の女性は深夜、就寝中に起こされ、巡査部長が女性の印鑑を押印した契約書に氏名や住所などの必要事項を記入させられていた。残りの男性二人は、留置場を出た後に契約を結んだという。

この巡査部長、なんとクビにならなかったそうである。(停職1ヶ月)

ちなみに、特定商取引法には契約締結に際して威迫して困惑させてはならないという規定が34条3項にあり、その罰則は70条に2年以下の懲役が定められている。

上記の行為はこれに該当するのではないか?
もっとも相手方が儲け話と思いこんで喜んで契約に応じていた可能性もなきにしもあらずなのだが。

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コメント

わたくしこういう消費者系事件を
拝見するたび思うのですが
日本人とはなぜ断れないのでしょ?

周りがそうだからと
外野固め系もありますでしょ?
自己主張が下手だと
詐偽系かな? とわかっていても
その場の雰囲気に負け

サインしたり、楽な方法に従うことで
ご自分から詐偽にはまるとか、
不思議な国民性といつも思わずにには
いられません。

例え看守でも警察系でも
ご自分が納得しないことに
従わない主張は出来ないのかしら?

ここでサインをすれば、、て
楽なほうへ、、騙すほうが悪いに
決まってますけど、、

投稿: westcoast | 2005/09/22 16:29

>上記の行為はこれに該当するのではないか?
>もっとも相手方が儲け話と思いこんで喜んで契約に応じていた可能性もなきにしもあらずなのだが。

困惑がなかった場合ですね。

ただ、条文の体裁の仕方を見ると
行為自体が威迫・困惑するもの
であれば足りるとも思えます

その場合
仮に該当する場合にも
行為者に違法性の意識の可能性がなかったとして
責任故意か責任阻却になるケースだったのでしょうか。

たしかに上記に該当するのであれば
処分が社会通念に照らし軽すぎる気がします


>わたくしこういう消費者系事件を
拝見するたび思うのですが
日本人とはなぜ断れないのでしょ?

マルチ商法という名から推察できるようにもとはMLMとして米国で生まれたものです。もっとも国民性も
関係しているのかもしれませんね。


参考特定商取引法34条
3  統括者、勧誘者又は一般連鎖販売業者は、その統括者の統括する一連の連鎖販売業に係る連鎖販売取引についての契約を締結させ、又はその連鎖販売業に係る連鎖販売取引についての契約の解除を妨げるため、人を威迫して困惑させてはならない。

投稿: 東馬 | 2005/09/23 00:59

こちらの情報とは異なりますが
なぜ日本の弁護士さんの多くは
Websiteをお持ちながら
お顔を出さない弁護士氏が
多いのでしょう?

弁護士紀藤正樹と壇弁護士は
出してますが
弁護士の落合氏
福島氏とか、、

アメリカの弁護士とは
そこでも自己主張をし
事務所Webなどでは
スタッフ全員で収まった
お写真を公表しますが、、

日本の多くの弁護士氏達は
なぜお顔をおだしにならないのかな?
依頼人からしたらお顔を
わかっていれば、
法律事務所へ行く
緊張感も取れそうですけど

Dr。Machimuraのように
どこかでお顔を公表してみたら
いかが?^^))

投稿: westcoast | 2005/09/23 04:25

>日本の多くの弁護士氏達は
なぜお顔をおだしにならないのかな

出さないデメリットに比べ出すメリットの方が
少ないことと、一見さんお断りというのが
いまだに続いているからではないでしょうか。
弁護士数も関係しているかもしれません。

投稿: 東馬 | 2005/09/23 12:08

ご紹介がないと法律事務所
にも行かれないのですか?
なんかどこかの高級料亭のような

日本もわが国同様に
訴訟大国になりつつあるようですが
一般人にはまだまだ法律事務所
とは、壁を隔てた社会のような、
とかく法律相談事でも
簡単にいける場所ではない
のでは?

お顔で弁護士のお力が決まるわけでは
ないですけど、、、
ちなみに弁護士以外の分野で
TVなどに頻繁に出ている
弁護士氏も多いとのこと

同業者としてどうなんでしょ?
アメリカの弁護士の中には
ポルノ俳優兼弁護士
医者兼弁護士

レストラン経営兼弁護士
政治家兼弁護士
と言う方も多くいますが
同業者の批評は禁句でしたか?
(^^:)

投稿: westcoast | 2005/09/23 14:01

打てば、必ずどなたかが
返すようなやり取りのここですけど、

同業者のお話には、お応えにくい
のかも、、でしたら
このご質問はどうぞ
忘れてくださいませ

Have a wonderful weekend.
good night(^^)/~

投稿: westcoast | 2005/09/23 17:20

>ご紹介がないと法律事務所
>にも行かれないのですか?

ちょっと、現役の弁護士の方に理由を聞いてみたら、仲介者・紹介者の方がいると、トラブルになったときに、間に入ってもらって、何とかうまくまとめることができるけど、一見さんだと、そういうのがないので、紹介状のない方はお断りする、と言っていました。

といっても、弁護士会館にいけば紹介状を書いてもらえるそうなので、紹介状の入手が困難なわけではないそうです。

投稿: こう | 2005/09/23 20:20

まあ、弁護士氏も
ご自分の身はご自分で
守る必要性は確かにございますね

アメリカの弁護士などは
其の辺がお上手でして
いざとなれば、系も多いですけど

そうするしかないって
ありますから、例えば
依頼人を信じきって
契約し、実は後から依頼人の
ウソの部分が発覚し、
それを問い詰めると

逆切れし、弁護士と依頼人に
溝が出来た場合は、そのまま
依頼事項を継続しているほうが
摩訶不思議な弁護士になちゃい
ますから、

そう感じたときは
即弁護人から降りるのは
当たり前なことですけど
なにしろアメリカでは
裁判に負けた場合は
相手から弁護士費用まで
支払い要求もされますからね

危ない橋は渡るべからず
それは日本人弁護士にも
必要なのは確かですものね

投稿: westcoast | 2005/09/24 00:10

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