vote:郵政解散
本当に参院否決→衆院解散をやり、また本当に署名拒否閣僚を罷免して自分が兼務して解散の閣議決定にこぎ着けた。
小泉首相は徹底している。
しかし、郵政民営化法案に賛成する候補者のみで過半数に達したら勝利、というのは少し甘すぎないか?
参議院議員がころころ態度を変えるというのであれば別だが、最終的に郵政民営化に反対する意思を表明したのだから、もう一度同じ法案が付議されても、参議院は否決するのが道理である。それを覆すには、3分の2の賛成を衆議院で得なければならない。従って小泉首相の勝敗ラインは、自公で衆院議席の3分の2以上ということになるはずだ。
それはともかく、小泉の後任した候補者と公明とで過半数がとれなければ、小泉首相は退陣するとのこと。そうなると、郵政民営化反対派で選挙に勝ち抜いた人々と自公とで、首相を別の人に代えて首班指名を勝ち取るということになろう。
はてさて、ポスト小泉は誰なのか?
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コメント
今まで参院は「衆院のカーボンコピーだ」という批判を受けてきましたが、コピーでなくなると、とたんに、国政の障害物となりました。解散がないから「ねじれ」は任期が来るまでは解消できません。
参院の権限が強すぎるのではないかと思います。権限を弱めて名目的な議会にしてこそ、「再考を促す」「識者による落ち着いた議論を行う」良識の府たりうると思う。例によって、英国上院を意識しております。
投稿: 井上 | 2005/08/09 07:14