JLFの適性試験説明会
本日は日弁連法務研究財団の法科大学院統一適性試験実施説明会が開かれた。
年齢構成について、すでに一般的に言われていたことだが、高い年齢層ほど昨年、一昨年と比較して受験生数が激減している。2003年に対して今年の30代、40代は40%弱、50代は30%強しかいない。
また、男性に対して、女性の方が減り方が大きい。司法におけるジェンダーアンバランスが悪化する兆しかもしれない。
地域別に関して、名古屋近辺の受験生は全体の5.3%しかいない。これは約500人に相当する。DNCも同じ比率だとすると、950人弱。
この数がそのまま名古屋近辺の総受験生数というわけではもちろんないが、気になる数字である。
ちなみに、今年の分析問題は、昨年に比べて意図的に難しい出題内容となったもので、平均点が下がったのは受験生のレベルの低下を意味しないそうである。
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