election:総選挙といえば、最高裁判事の国民審査
このうち、先週就任したばかりの古田判事を除き、全員結構詳しい経歴と写真が掲載されている。
かつて最高裁ウォッチングなどということをやった時代には、まるで情報がなかったが、時代は変わった。本来あるべき姿である。
特に先任の才口判事と津野判事については、最高裁で関与した主な判決が取りまとめられているので、すこぶる便利だ。ただし、いずれも少数意見は書いていないので、判断材料というにはイマイチだが。
さあ、弁護士さんや当事者経験者さん、この人たちについての長所と短所、評価と批判を出し合いましょう。
追記2005.9.1
古田判事についてもちゃんとコンテンツが整った模様である。
昨日行った同志社大学法科大学院では、まだ古田先生の部屋があった。
| 固定リンク
「法律・裁判」カテゴリの記事
- Arret:欧州人権裁判所がフランスに対し、破毀院判事3名の利益相反で公正な裁判を受ける権利を侵害したと有責判決(2024.01.17)
- 民事裁判IT化:“ウェブ上でやり取り” 民事裁判デジタル化への取り組み公開(2023.11.09)
- BOOK:弁論の世紀〜古代ギリシアのもう一つの戦場(2023.02.11)
- court:裁判官弾劾裁判の傍聴(2023.02.10)
- Book:平成司法制度改革の研究:理論なき改革はいかに挫折したのか(2023.02.02)
コメント
ちなみに、私は今回の審査では全員「×」記載すると断言します。今回の審査では、各判事の「司法制度関連法改正(特に国民にとって重要なのは裁判員制度)」に対する姿勢も判断材料になります。ですから、「裁判員制度は根本的に誤りなので、国会や政府に撤廃を求める」というコメントを出す判事がいれば「×」を回避しますが、このようなことはありえないですね。
裁判員制度に反対する7割の国民は「×」を記入すべきです
投稿: 高野 善通 | 2005/08/17 23:39
裁判員制度に反対とのことですが、その理由を教えて頂けませんか?
投稿: 町村 | 2005/08/18 09:37
>町村教授
http://cgi.members.interq.or.jp/enka/svkoya/blog/enka/archives/antisvin.html
こちらなのかも。
投稿: 東馬 | 2005/08/18 17:31
>東馬さん
おっしゃるURLのとおりです、また、下方にスクロールさせて「裁判員制度徹底糾弾」のリンク先をたどっていくと、さらに理由も記載しております
投稿: 高野 善通 | 2005/08/20 10:56