Book:島田雅彦・おことば
戦後皇室語録と題するこの本(新潮社)を、昨晩買ってきて読み終わってしまった。
なんというか、知らないことはたくさんある。吉田茂だの佐藤栄作だのが昭和天皇に頻繁に意見を求めていたとか(内奏なる現象くらいは知っていたが)、美智子皇后がさんざん辛酸をなめて来て、正田家は天皇に呼ばれもしなかったとか(失語症は知っていたが、それも二回目だとか)、週刊誌は相変わらずデマとバッシングに血道を挙げているとか(タイに秋篠宮の愛人がいるなんてのは火のないところに立った噂だそうである)。
島田雅彦が私の一つ年下だというのも初めて知った。私はナルちゃんと同じ年の早生まれなのだ。
その島田雅彦が、天皇家の人々の言葉を正面から取り上げ、人間としての感情や苦悩、うつろいのようなものを赤裸々に見いだして、しかも同世代人としての暖かい同情(sympathy)を存分に表出していることに、私も深く共感を覚える。
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