こんな面白い政治は12年ぶり
さあ、小池環境大臣がはるばる近畿から刺客として東京10区にやってくる。
これに慌てた郵政民営化反対の急先鋒小林前議員は、猛獣と戦わされる奴隷みたいだと嘆き節。挙げ句の果てに、内輪もめをしている場合ではなく、挙党一致が必要だといっていた。呆れかえった甘えぶりだ。郵政民営化の是非を問うこの選挙で、郵政民営化反対の人がなぜ自民党から公認を得ようとできるのか不思議だが、いうに事欠いて反対しておきながら挙党一致とは、日本語分かるんだろうか?
次なる刺客はなんと竹中平蔵参議院議員を亀井静香にぶつけるということになりそうだ。
他方、岐阜県連は、県連ぐるみで党本部にたてをつき、岐阜の反対議員3人に対抗馬が党本部から送られてきても、そいつらを支援することはまかりならんと県連党員に命令したそうだ。
これに激怒した(であろう)小泉首相がどうでるか? 県連幹事長を除名処分にするか? 賛成議員を通じて県連の主導権を奪い返せるか、目が離せない。
党が壊れていく過程を目の当たりにしているような気がする。
それにつけても徹頭徹尾目立たないのが民主党だ。小泉のまねをして政権が取れなければ辞任するといってみたり、内輪もめを演出して世間の目を引きつける醜い作戦だなどと、目立ってるヒーローに目立てないその他大勢が嫉妬丸出しのコメントをだすような発言ばかりが報道されている。
なるほど、郵政民営化の是非以外にも、大衆増税の可否、憲法改正の方向性の是非、談合で税金にたかる道路関連業界を温存した道路公団民営化など小泉改革の評価、それに安保理常任理事国入りを目指している割には偏狭なナショナリズムをむき出しにして顰蹙を買っている外交姿勢、そしてもちろん放漫財政を引き締めつつ景気回復を図った経済運営も含めて、この選挙で問うべき問題点はたくさんある。
しかし郵政民営化の是非が中心的争点であることは、民主党がいくら目を背けても否定できない。なのに正面から議論しようとしないから、蚊帳の外におかれることになるのだ。
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コメント
ここに
http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2005/08/post_2d3d.html
こんなことを書いてしまった(^_^;)
酔うぞ拝
>亀井氏・小林氏は「法案を否決したら、公認しないとは・・」とか言っているが、
>意味が分からない、重要法案だから政府提案の法案を与党でありながら否決したのであろう。
>本来なら否決する前に離党するべきことでは無いのか?
投稿: 酔うぞ | 2005/08/11 00:48