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2005/07/26

university:定員充足率、さらに下がる

この春入学した学生数が定員を割り込んだ4年制私立大が、昨年より5校増え過去最多の160校に上ることが日本私立学校振興・共済事業団の調査で25日、分かった。調査対象となった全大学に占める(定員割れの大学の)割合は29・5%。4年制私大全体の総入学定員に対する入学者の割合を示す充足率も109・9%と過去最低になった。

萩国際大学の民事再生申立というニュースを聞いたばかりだが、今や大学は構造不況業種の典型となりつつある。
私大協は獄中にいる内田氏とか神田氏とかを顧問に迎え、如何にして業界がうまい汁をすって生き残り、顧客から不当な利益をかすめ取っても堂々としていられる術を学んではどうか?

さもなければ、構造不況業種として不況カルテルの認可かなにかを受けるというのはどうか。たしか生産手段を共同で廃棄する合意を業界で結べるという手があったはずだ。それには政治家に賄賂を送って国会質問してもらうのが効果的だったようだが。
問題はその場合に廃棄の対象となる生産手段が、我々教員だと言うことなのだが。リストラなら別にカルテル結ばなくともできそうだし、しそうである。桑原桑原

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コメント

 莫大な補助金をもらっている国公立大学は、学費が上がったといっても52万円ですので、価格競争力があるから学生募集に不安はありません。政府が政策的に整理統合するなら別ですが。
 私大の場合、安易な方向に流れる気がする。学生募集の広告を見ればわかる。「楽しい学生生活」「資格が取れる」「海外留学」・・・

投稿: 井上 | 2005/07/26 23:22

いや、それはもうここ15年くらいはずっとそうなんですよね。

投稿: 町村 | 2005/07/26 23:50

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