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2005/07/20

有効性が証明されてなくてもX線検査存続を訴える人

ボツネタにある衝撃のニュース
<胸部X線>健康診断で廃止検討、有効性に疑問 厚労省

厚労省の検討会では帝京大学の教授が「職場健診での肺がんの発見率は低く見落としが多い▽他の病気も検査以前に症状が出るなどで健診で探す意義は薄い▽エックス線被ばくの影響で発がんする人が延べ数万回から10万回の受診に1人出ると推計される」と指摘している。

X線検査の義務づけ廃止に反対している人の言い分がすごい。
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「(個々の病気の発見法としては)優れた検査法とする根拠は乏しい」と認めながら「有効性が低いとする根拠は確立されていない」と存続を訴えている。
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こういうのを故意とかいうのではないだろうか?
一定の割合で損害が発生することは確実で、しかも病気を発見する手段と認める根拠は乏しいと認めている人が、あえてその検査法を強制しつづけさせているのであるから、その結果損害が発生した人に対しては不法行為責任を負って然るべきであろう。
しかも、存続を求める理由が、検査業界の死活問題だからというのであり、あまりに露骨である。

上記記事によれば、この発言をした人は全国労働衛生団体連合会副会長の柚木孝士という人である。

肺ガンになった皆さん、タバコ会社の他に訴える相手が見つかりました。

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コメント

 胸部単純エックス線写真の読影法を(不真面目ながら)習った身で言わせてもらうと、なんらかの「症状」が出ている患者の病態を把握するには、簡便かつ迅速で非常に良いのですが、スクリーニングには向いてません。感度が低すぎます。
 しかも、「読み」には熟練を要します。”名人”が30分かけて読むよりも、CTやMRIを素人同然の医学生が読む方が、ずっとましな情報が得られます。

投稿: 井上 | 2005/07/20 21:46

この柚木孝士という男

ヤバイことしてた。

茨木市にある北摂クリニックは悪徳クリニックです。

投稿: 柚木孝仁 | 2011/07/24 02:32

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Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <健康診断>項目の大半が有効性の証拠薄い 厚労省研究班  その結果、「血圧の測定」と、「飲酒」と「喫煙」に関する問診は、効果を示す十分な証拠があった。「身長・体重の測定」は減量指導を充実すれば有効、糖尿病検査の「糖負荷試験」や、「うつ病を調べる問診」は、健診後の指導や治療の体制整備を条件に、有効と評価された。健診が有効とされたのは以上の6項目のみ。他に2項目が判定保留となった。  ◆有効性について厳しい評価をした主な項目◆ ・一般的な問診 明確な証拠はな... [続きを読む]

受信: 2005/08/16 00:44

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