子どもはみなブログを持て!
わたしがいっているのではなく、総務省がいっているそうだ。
読売オンラインの記事によると、国領教授が座長の情報フロンティア研究会の報告書を元に、総務省が方針決定した。すなわち、子供のうちからブログをもつことで、情報リテラシーを進め、社会全体のネット利活用増進につなげていこうということだ。
報告書の該当部分と見られるのは次の一節か。
「義務教育課程である初等・中等教育の段階で高度なICTリテラシー教育を行うことである。個人のICT利用意識の向上にも関連するが、ICTにより実現されるバーチャルな環境を、現実社会と同じ感覚で活用すること、すなわち、サイバースペース上で実名又は特定の仮名で他人と交流することを自然の術として身につけるための教育が必要
である。
一方、既に義務教育課程を修了している大多数の世代について同様の高度なICTリテラシーを授けるのは困難であるが、地道に啓発を続けるしかなく、例えばブログ等の簡便な情報発信・交流ツールの普及がその一助になると思われる。
そういった観点から今後注目されるのはSNSの動向である。ビジネス面でのSNSの将来性こそ不透明であるが、SNSは元々人と人との交流を目的としたICTネットワークであることから、地域住民の結びつきを深めることを主目的としたSNSが各地で立ち上がれば、住民のICTリテラシー向上や地域コミュニティのICT受容力強化に結びつくと想定される。例えば2007年問題の当事者である団塊の世代の人材を活用すること等によって、地方自治体や自治会単位でのSNSが組成されることを大いに期待したい。」
子供はみんなブログをもてといっているわけではなさそうだ。
P2Pとブログ、それにSNSが将来発展のキーとされている。
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