水に落ちた犬(JR)はみんなで叩け!祭り
2ちゃんねるの祭り現象のことを、社会学者(かそのような看板を掲げているただの人)たちが色々書いているが、今、マスコミを中心に行われていることは、まさに祭りだ。題して「JR西日本を叩け!」
実際NHK板でも民放板でもペーパー板でも、連日JR西日本の従業員がボーリングにいった、宴会に行った、ゴルフに行った、あっちの駅でオーバーランした、こっちの駅でホームを間違えた、ボーリングに行った区長はこいつだ、さらしてやれ、顔出せ、謝れ、遺族をなんと心得るか・・・と熱狂している。
もうこうなってくると、日頃良識と節度のある人まで祭りに参加してお説教をたれはじめるから、始末におえない。
2ちゃんねるで見られる祭りというのは、実はマスコミが折に触れて事件・事故に熱狂し、悪者を見つけては一斉に叩き、煽るやり方の、少し穏当な真似事に過ぎないのだ。少なくとも2ちゃんねらの方が、遺族の家に押しかけてしつこくインターフォンをならしたり、悪者と決めつけた人を集団で取り囲んでもみくちゃにしたり、といった有形力を行使しないだけ、穏当であろう。
しかしマスコミの人々というのは、人権擁護法案がメディア規制につながると批判し、自主的に取材方法も報道内容も適正化できるのだと胸をはっていたのがついこの間なのだが、やっぱり自主的にコントロールするのは無理でしたと開き直るつもりなのだろうか?
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コメント
カント哲学を専攻する哲学者の中島義道さんは、著書「うるさい日本の私」において、次のようなことを書いています。
「日本人に公徳心がなくて欧米人にそれがあるというのは間違いだ。向こうの人だって、赤信号でも渡るし、地下鉄の無賃乗車も珍しくない。しかし、決定的な違いは、ルールを守るか破るかを自分で主体的に判断しているという点にある。まわりがどうだろうが、自分で行動を決めるのである」
投稿: 井上 | 2005/05/07 08:54