Royal Court of Justice再訪
ロンドンの上級裁判所を再訪した。
約10年ぶりだが、建物もあちらこちらに変化が見られる。
まず、案内板がここかしこに設置され、裁判の当事者や傍聴人をガイドしている。
また、ビデオカンファレンスのための部屋が設けられていたり、書記官席には必ず液晶画面のコンピュータが設置されているなど、ハイテクの流れは確実に訪れている。
そして別館に当たる小さな建物では、法廷自体も荘重な木のイメージからカラフルな作りになってきており、なかなか好感が持てる。もっとも法壇の高さは相変わらずであり、unrobe、つまり平服での非公開手続でも高い法壇から見下ろして手続を主宰する。そのあたりを気にするかどうかは、国により異なるのだ。
裁判所の売店で、次の本を買った。
Andrew Goodman, The Walking Guide to Lawyers' London, Blackstone Press, 2000
ロンドンの法律実務シーンを歩くガイドブックである。
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