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2005/03/18

media-litera:北大元教授の横領容疑

朝日新聞サイトより
「海底地震研究の権威として知られる島村英紀・国立極地研究所所長(63)=前北海道大地震火山研究観測センター長=が北大勤務時代に、ノルウェー・ベルゲン大と共同研究をした際、北大の備品だった海底地震計5台をベルゲン大に売却し、代金の2000万円を個人口座に振り込ませていたと北大が18日発表した。島村所長はベルゲン大から共同研究費として送金された約5600万円も北大の予算に計上していなかった。北大は地震計売却代金2000万円について島村所長を虚偽公文書作成と業務上横領の疑いで札幌地検に近く刑事告訴する。 」

これだけ読むと、またとんでもない奴が明らかになったと思ってしまいそうだが、この記事の続きには次のように書かれている。
「島村所長は『地震計は我々が手作りで部品を組み立てた。2〜4年で使えなくなる消耗品で、北大の備品ではない。ベルゲン大の所有は形式的なものに過ぎず、北大に損害は与えていない』などとする趣旨の反論文書を出した。北大によると、共同研究費については、私的な流用はなく、すべて研究に使ったと話しているという。」

こちらを読むと、なんだそうだったのか、と納得してしまいそうである。

今回の朝日の記事は両者の言い分を並べているので、バランスの取れたものになっている。通常は、上記の告発側ないし捜査機関側の言い分だけを垂れ流しているので、たいていは第1印象で「悪者発見!」ということになるのだ。

この弊害は呼び捨てでなく「容疑者」と付けただけでは克服されないのである。

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