NPO司法試験委員会の議事録開示請求
毎日新聞によれば、新司法試験の合格者枠を議論している法務省司法試験委員会の発言者名入りの議事録などについて、その開示を求める訴えをNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が東京地裁に提訴した。
これまでの公開請求に対して法務省は、そのようなものは存在しないという答えだったという。
しかし、本当か? にわかには信じがたいが。
と思ったら、原告側のサイトの説明にはこうある。
「法務省は、録音物は個人メモだとして情報公開請求対象外文書という扱いをしている。」
公文書としては存在しないと言っているわけだ。
さらにその元の公開請求に対する不存在決定のニュースを見ると、法務省はもう消去しちゃったからないといっているらしい。
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コメント
保管義務のない書類、メモはすみやかに廃棄するというのが、昨今のお役所の取り扱いです。
大学でも、試験の答案・レポート等およびその採点結果は、情報公開の対象になるのではないでしょうか。どうなんでしょう。
投稿: tedie | 2005/02/26 17:01