accademicセクハラ研修会
フェミニストサポートセンター・東海の皆さんを講師とするセクハラ研修会を受講した。セクハラの方は法と女性に書いたが、その研修会でおまけに配られたアカハラ事例集が面白い。
著作権侵害にならない程度に紹介すると、議論のための事例として以下のようなものがある。
・シラバスに「茶髪学生お断り」と書く
・先生の歯医者の予約を院生にとらせる。
・学会打ち上げパーティに、女子学生は浴衣を着て受付やお酌をさせられる。
・先生に「こんな美人がこんな良い成績を取るとは」と言われる。
・指導教官が嫌っている研究者の文献を自分の論文中で引用したら、こんな論文読みたくないといわれた。
・学位を取るまでは結婚するな、と先生に言われた。
・あるテーマを研究していたら、指導教員から別のテーマを研究するよう言われ、以前の研究テーマが継続出来なくなった。
・学会・研究会は必ずスーツ着用、女性はスカートをはいてくるようにお達しがあった。
セクハラ込みのものは分かりやすいが、論文の件や研究テーマの件は、具体的事情によるとしか言いようがなさそうだ。
それにしても、先生に対する年賀状の敬称は、普通「先生」であって「様」ではないと思うが、それを先生の方から要求するのはアカハラと言うより幼稚と言うべきかと。
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