LS-Exam:九大ロースクールでの非公開情報漏洩
噂は真実であったか・・・。入学試験配点比率漏洩問題について
確かに、配点比率だけ一部の学生に漏れたということでは、合否に直結するとは限らない。
特に上記ページによれば、第一次選抜では小論文の配点が50%というのだから、それを知らないでも知っていても、一生懸命準備することには変わりないだろう。ただ適性試験の成績が極めて高い受験生は、油断して痛い目を見るかもしれないが。
それにしても教訓は一つ。公開すると明らかにまずいというもの以外は初めから公開しておけばよいのだ。
あとあと変えるかもしれないということで非公開にしておくのは、リスクを高める一方、誠実性に欠けると非難されても仕方がない。
透明性はコンプライアンスの最大の柱であり、デフォルトは非公開ではなく公開とするのが最上の策である。
このことは決して対岸の火事ではないと肝に銘じるべきだ。
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コメント
私は利害関係人ではありませんが一言。
受験生の立場からすれば配点が明らかになるだけでも随分違います。合否に直結する話だと思います。
配点比率によって試験戦略は異なります。
大学の先生は実力があれば配点なんか気にしなくてもいいというかもしれませんが,それは間違いです。
受験生の持ち時間は有限です。
配点の高い試験科目に労力を注ぎ込まざるを得ません。
配点情報は公開すべきという点については賛成です。
投稿: きゃんた | 2004/12/11 02:37