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2004/10/01

Patriot法違憲判決

アメリカの名高きパトリオット法に対して、連邦地裁が違憲判決を下した。
CNNニュース

によれば、ニューヨーク連邦地裁のVictor Marrero判事が、パトリオット法の秘密命令規定(FBIがISPや電話会社に対して顧客記録の提出をさせた場合に、その事実を秘密にしておくよう命じることができる規定)を連邦憲法に違反すると判断した。
この判事によれば、国家の安全と個人の安全とは同程度に重要であり、この秘密保持義務を課すということは警察の捜索を受ける個人がそれに対するいかなる不服申立も封じてしまうという点で第4修正に違反し、また捜索の事実を公表しては行けないという点が表現の自由を定めた第一修正に違反するというものだ。

日本の盗聴法には、一応通信傍受後に通信当事者に通知して、通信当事者が記録を閲覧聴取することができる規定が置かれている。通信傍受に協力させられた通信事業者に守秘義務は課されていないようだが、通信の秘密を犯してはならないと同時に操作の妨げとなる行為をしてはならないと書かれている。事実上、公開は禁止されるのだろう。

どうせアメリカのポチとなっているなら、司法もアメリカ連邦地裁に裁判権を認めたらどうか、と思う今日この頃。

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