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2004/10/03

同性愛の結婚とPACSと

スペインで、国民の3分の2が賛成という世論調査に後押しされて、政府が同性愛カップルの結婚を認める法案を作成する方針を発表した。

同性同士のカップルを法的に保護する制度としては、フランスのPACS(市民連帯協約)が有名だが、これは同性だけでなく、正式な結婚に至らない内縁カップルも保護するものである。
ある市長が同性同士の結婚式を執り行ったところ、裁判所が無効としたこともあった。

これに対してアメリカでは、同性婚を認める裁判所の判決がマサチューセッツなどで出されたことに保守が反発し、逆に禁止する法律を作ろうとしている。

これらの点で極めて進んでいるのがカナダのようだ。
カナダのユーコン準州でも、最高裁判所が同性カップルに対する結婚許可証の発行を認めたというレポートがある。(結婚許可証の仕組みは政府サイト参照)
そもそもカナダでは、13の州・準州のうち、6つの州・準州(オンタリオ、ケベック、ブリティッシュ・コロンビア、マニトバ、ユーコン)が既に同性婚を認め、さらにサスカチュワン州でも最高裁が同性婚を認める見込みだという(上記サイトの別のニュース参照)。
カナダ連邦最高裁もこの同性婚の正当性について明らかにする予定である。

アジアでも、台湾が同性婚を認める立法がなされると報じられていたが、その後どうなっただろうか?

関連サイト
MILK/Green
すこたん企画

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コメント

 神の摂理と人間の自由と愛・・・・か?
 人間の自由や愛は、どこまで神の摂理と異なることが許されるのでしょうか??
  

投稿: 五右衛門 | 2004/10/03 12:35

神の摂理といっても、その神は西洋の主流となる神です。日本の神さんはまた別の見解があるかもしれません。

それと、結婚を法的に保護するということと、性行動や生殖活動のあり方とはまた別でしょうから。
まあ、これをいうと、同性カップルの人々がなぜ結婚という形にこだわるのかというこも問題になってきますけど。

投稿: 町村 | 2004/10/03 14:13

 結婚概念が多様化していった場合に、いつまで実質的婚姻意思必要説に裁判所が固執し続けられるのかということも興味があります。

投稿: 小倉秀夫 | 2004/10/03 16:03

 従来、言われていた・・本質的な愛、、成熟した愛
 その概念が・・崩壊するか・・??

投稿: 五右衛門 | 2004/10/03 19:02

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