三菱車30位に入れず
日本自動車販売協会連合会が6日発表した04年度上半期(4〜9月)の車名別新車販売台数で、リコール隠し問題の三菱自工新車が30位内に1車種も入らなかった。
ウェブでは20位までの表しか見あたらなかったが、日刊スポーツのサイトでは上記のようなことだ。
それにしてもまだ買っている人がいるということ自体、不思議である。今年9月だけでも月に三菱自工が5382台、ふそうに至っては7833台も売れている。日野自動車よりもまだふそうの方が売り上げが多いのだ。
ちなみに死亡事故が生じても整備不良だったと責任転嫁して欠陥車を認めなかったのが断罪されたのは記憶に新しいが、三菱自工の元社長もふそうの方も、責任はないと未だに言い続けている。会社自身も責任を認めないでいる。
彼らは欠陥車を売っても責任はないと考えているし、現在でもその考えに代わりはないのだ。
そうだとすれば、欠陥車の可能性があると知りつつ買ったユーザーの自己責任か?
お詫びのページにはこんな記載もある。
「弊社が虚偽報告の罪(道路運送車両法違反容疑)で起訴されている公判が行われています。今後は、司直の判断を見守りたいと思います。ただし、弊社がこれまで表明してきました「リコール隠し」事件への謝罪と反省、再発防止についての考え方を変えるものではありません。また、ご遺族に対し、誠意を持って対応させていただくという気持ちには、いささかも変わりありません。」
この記載の読み方はなかなか難しい。
一番合理的に読んで、「リコール隠しはやったけど、それは今の法律に違反しているわけじゃないから、道義的には責任を負っても法的責任はないもんね」という意味なのだろうか・・。
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