spam対策の現状
久々にスパム問題を考える機会があった。
現在、スパムメールの数は世界的に悪化の一途をたどり、全メールの60%を占めるとか。
それにかつては携帯メールのスパムこそが問題だと言われていたが、今やメインはパソコンのe-mailにスパムが甚大な被害を与えていることが明らかになってきた。
技術的には、Sender ID とか、Sender Policy Framework、DomainKeysなどが提案され実装され始めているが、いずれもスパムよりウィルスやフィッシング詐欺などに有効なのかもしれない。
受信側サーバーによるブロックも、特定電子メール適正化法10条を手がかりに行われ得るが、決め手とはなりにくい。
技術的な手段は、メールの送信機能自体を犠牲にしたり、通信の秘密を骨抜きにするおそれもあり、慎重な対応が必要である。その努力を続けて頂くほかに、法的な対応も改めて必要である。
具体的には、オプトイン規制を導入することのほか、違法なスパムメールの受信者が送信者に対して損害賠償を請求できるように、損害額の推定ないし擬制(一通500円とか)および集団的提訴を可能にするための団体訴権制度創設が必要である。
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