TasmaniaのDV政策
ドメスティック・バイオレンスに対する対策は、世界中でブームとなっているかのようだが、タスマニアでも新しいDV対策(ここではFamily violenceというらしい)が始まったとのこと。
司法省の担当者に話を聞いた。
今年から始まった新制度では、DVの諸形態、直接的な暴力だけでなく、人前での侮辱、経済的な締め付けなども含めて、犯罪としており、しかもそれは親告罪ではないとのことなので、警察が認知すれば被害者の申告がなくとも検挙される。
必ずしも刑事訴追されるとはかぎらず、心理的なセラピーにかけられることもあるようだが、ともかく摘発される。
民事的な保護命令などによる救済はもちろん整備され、またシェルターも公設のものが用意され、州により警備も付けられている。
こうした対策にはかなりの予算がつぎ込まれたが、目的はとにかくDVを減らすこと、州民が安全に暮らす環境を州の責任で整備することで、そうすることで逆にDVの対策にかかる費用が減らせるというのが本音のようだ。
このやり方がよいかどうかは、正直言ってよく分からないし、親密圏の自律性(法は家庭に入らす)という観点も重要ではないかという感想を持ってしまう。
いずれにせよ、新しい政策の実施成果が出るのが楽しみである。
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