薬害肝炎名古屋訴訟の口頭弁論
今日たまたま名古屋地裁で仕事だったので、昼休みに傍聴してみた。
傍聴券というものをもらったのは初めてだが、空席はかなりある。
審理は準備書面の陳述と書証提出確認の儀式に続いて、パワーポイントによる原告側準備書面の要旨説明があった。
法廷には裁判官席と被告席の間の角にスクリーンを設置し、法廷中央にプロジェクターが置かれていた。
そして裁判官席とに二台、被告席にも一台、液晶モニターが設置されていた。
原告側の代理人が一人ノートパソコンを操作しており、となりの代理人が要旨説明した。
裁判官と相手方、傍聴人にはもれなくパワーポイントデータのプリントアウトが配られていたので、至れり尽くせりだ。
しかし、そうなるとパワーポイントによるスライドを照明落としてまで上映する意味があるのか疑問だ。
現に裁判官も相手方も、モニターにはあまり目を向けていなかったように思う。
プロジェクターを使う以上、紙以上の印象を喚起し、重要な点が何かを示す工夫が必要だ。法廷とは言え、アニメーションを使って順序を示したり、証拠の一部をトリミングしたりハイライトしたりくらいはしてもよいと思う。
でなければ、無駄だからやめようと相手方が言い出したとき、反論できない。
薬害肝炎名古屋訴訟のページの方も、また更新がなされていない。学生サポートチームのがんばりに期待したいものだ。
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コメント
私事で申し訳ないですが、
ブログを作ってみました。
http://danblog.cocolog-nifty.com/
弁護団HPを立ち上げるとなると、
かなり面倒なので、現在予定してません。
事務局長個人のブログということで
勘弁してください。
さて、どんな人がブログに
くるのでしょうか。
楽しみです。
投稿: 弁護士壇俊光 | 2004/08/03 20:15