仮処分審理中は待ってやるのが法曹界の常識???
ほう、そうかいなんてオヤジに言われそうだが、報道によると、根来という人はそう言ったそうだ。
前エントリにコメントしてくれた小倉さんによれば、よくあることだそうで。
日本の仮処分制度にオートマティック・ステイ効があるというのは確か法律に書かれていなかったと思うが、「常識」とは知らなかった。
私には、法曹界の常識と言われると仲間内の馴れ合いとかいう言葉が思い浮かぶのだが。
いずれにしても、法(特に労組法とか弁護士法とか)や契約(自サイトには載せていないプロ野球協約)をないがしろにしてやりたいことをやる(特別委員会なんか否決されるに決まっとるモンは開かんでもよい)業界、あるいは契約の相手方を対等な立場と全く扱わない(話し合いなんて一選手の分際で無礼だ)態度の方々であるから、お上の判断を待つ間は畏まって静かにしている、という態度に出るのも不思議はない。
というか、そういうプレモダンなごり押しをやろうとする人に限って、権力のいうことにはご無理ごもっともで従うのが常識というものだろう。
少なくとも奇妙といったのは撤回しなければならない。
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コメント
ある行為の禁止を求める仮処分の申立てが行われ、審尋期日の指定を受けた場合、審尋になど出席せずに、仮処分決定が下されるまでの間隙を縫って、さっさと当該行為を実行してしまうのが、仲間同士馴れ合わない、正しい法律家のあり方ということでしょうか。
投稿: 小倉秀夫 | 2004/09/01 02:21
小倉さんらしい問い返し方だけど、そう単純化一般化してもらっては、yesともnoとも言い難いですね。
場合によってはそうでないときもあるでしょう。後で不法行為や不当利得という問題になる可能性があったり、当該行為をさっさと済ませてしまうことに直接の利害がない場合だったり。
しかし逆にさっさと当該行為を実行しておかなければ、かえって弁護過誤と評価されかねない場合もありますが。
投稿: 町村泰貴 | 2004/09/01 08:51
でも、元のコメントが場合分けせずに、「日本の仮処分制度にオートマティック・ステイ効があるというのは確か法律に書かれていなかったと思うが、「常識」とは知らなかった。
私には、法曹界の常識と言われると仲間内の馴れ合いとかいう言葉が思い浮かぶのだが。」なんて話をしているわけで。それなのに「場合によってはそうでないときもあるでしょう。」なんて後から言われてもなんだかなあという気はしますね。
問題のケースは、「さっさと当該行為を実行しておかなければ、かえって弁護過誤と評価されかねない場合」にあたらないように私には思えますし。
投稿: 小倉秀夫 | 2004/09/02 10:52
仮処分審理中は保全ができなくなるような行為を差し控えるのが常識といわれると、それはやはり馴れ合いと感じますが、だからといってそうした行為があり得ないといったつもりはありません。
問題のケースは、色々な事情が存在することが考えられますから、合併承認の先送り自体を非難したつもりもないんですよ。ただそれを上記のように法曹界の常識といわれることには疑問を感じますが。
投稿: 町村泰貴 | 2004/09/02 13:17