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2004/08/15

ブログの論争

オージールールのラグビーと書いたら、早速異論が来た。

それをたどっていくと、おお、なんとお盆に帰郷した亡霊のごとく、ブログコメントでの熱き議論がなされているではないか。

一番激しいのは更紗姫のイチゴ畑のコメント欄かな。
激しい議論になる主役はいつもの小倉さんで、Benliでもフォローしている。
また最近ネット人格を主張されているハッカ飴Pさんも負けていない。

議論の本題はWinnyの件だが、そのこと自体にコメントするのはよそう。怖いから・・。
(小倉さんに死ぬほど罵倒されそうで、コメントしないのも怖いのだが・・・)

コメントしたいのはブログの網を舞台にした議論の特殊性(というほどでもないか)だ。
MLでの議論と大体似たようなバターンだが、違うのは、議論の参加者が自身のブログに見解をまとめたり、こそっとコメントしたり、トラバを付けたり付けなかったり、様々なスタンスで議論に参加している。
MLだとどうしても発言する人は舞台の上に上がるわけだが、ブログだと、劇場の小屋主の思惑はコメント欄やトラバの存続にのみ及び、場外でのつぶやきにはコントロールは及ばない。一つの舞台でのハプニングが別の舞台の演目に直結し、一人歩きも始める。掲示板よりも参加者の主体性が大きい。

その反面、議論は拡散する。内容的にも場所的にも拡散するので、全体をつかむことは困難だろう。
ブログが有益な情報源となりうるとすれば、こうした拡散状況の中で目指す情報をなるべく網羅的に効率的にアクセス出来るポータルサイトが必要である。

とまあ、そんなことを目の当たりにして面白かった。

議論の過程でどうしても気になるのが、「著作権は人権」とか「送信可能化権は人権」とかいう話があり、著作物も表現だとか言う言葉。

著作権って人権だったんですかぁ?

財産権という意味では基本的人権だけど、表現の自由とかとは同じレベルのものじゃないでしょうに。
支分権の送信可能化権に至っては、「送信可能にする権利」ではなくて、「送信可能にする行為を制御する権利」なんだから、そこんとこ間違えないようにしてね。

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コメント

名指しせずにマイルドに個人的見解を書いても,職業にからめて罵倒される方がいるので(2chの某スレ参照:もはやダーティーな職業差別ですね),ハッカ飴Pも投稿を自粛します。表現の自由の萎縮効の見本です(苦笑)。

投稿: ハッカ飴P | 2004/08/15 11:52

まあまあそういわんと。

表現行為は続けてこそ浮かぶ瀬もあれ、と申します。あれ、言わないか?

投稿: 町村泰貴 | 2004/08/15 14:45

それでは,お言葉に甘えて,投稿は自粛しても,連載の方のネタ「ネチケット」として執筆しましょうか(笑)。発刊は2か月遅れになるので,読者の方の冷静なご理解がいただければ幸いです。

投稿: ハッカ飴P | 2004/08/15 16:05

BLOGでの議論にしても、リアルな人格との同一性を明示している表現者と行う場合と、リアルな人格との同一性を隠している表現者と行う場合とでは、大分感じが異なりますね。どうせリアルな人格の評価に影響しないからということもあってか、比較的茶化して逃げようという感覚が強いような感じはします(そうでないBLOG主も少なからずいることは十分承知していますが。)。それと、相手はリアル世界での私のことを知っている人なのかもしれないが、私は相手のことを全然知らないというのは、やはり気持ちが悪いですね。

それはともかく、匿名での情報発信を可能とするソフトウェアの作者を擁護する立場の論者が実名で発言し、非難する立場の論者が匿名を利用するというのは、ある種、皮肉な現象ですね。

投稿: 小倉秀夫 | 2004/08/16 01:02

blog で議論が散逸というのはかつてのNIFTY-Serveの会議室での議論と同一のレベルかもっと散逸したものか?という印象です。

NIFTY-Serveの会議室は参加登録をする必要があったので、別の会議室(フォーラム)で議論されると分からないし、分かっても参加しにくいものでした。

有名な現代思想フォーラム裁判の原因となった論争も直接対決ではなくて、別々のところで相手を非難していた。それがエスカレートしたものです。

blog でもそれは起こりうるし、オープン性というか匿名なども普通でしょうから、一つの発言についても全く別の扱いになることもあるでしょう。現実問題としては、自分から離れた所の評論は放置しか無いですね。

投稿: 酔うぞ | 2004/08/16 09:32

>ブログが有益な情報源となりうるとすれば、こうした拡散状>況の中で目指す情報をなるべく網羅的に効率的にアクセス出>来るポータルサイトが必要

同意します。
特に最近思うのは各Blog提供会社で横断検索可能な
紹介をしてほしいということ。例えば弁護士のBlogなら弁護士のBlog一覧にアクセス可能というふうに。
(因みに裁判官や検察官のBlogを今探しているのですが全く見つかりません。検索の仕方が悪いのかもしれませんが)
TrackBackや各Blogのリンクを辿ることで発見できる
機会というのも偶には必要だと思うけれども、活用するのなら
今のYahooみたいなBlogポータルが欲しいです。

____________________________

後、Blogを有益なものとするために私人だけでなく公的機関もTPOを認識してどんどん活用して見てはどうかなと思うのです。
例えば、今民法財産編改正についてのパブリックコメントを
募集しています。
(今回のパブリックコメントも期間だけから推察するに
形式的なものなのだろうなと考えます。
形だけは国民の意思を反映したという正当化事由とするためでしょうか。もっとも秋の国会で通すためにぎりぎりの期限を設けたのだとは思いますが。)
こういうのをメールや文書だけでなく
期間限定のBlogを開いてみるのです。

Blogを開くメリットとしては大いに多数の参加者と議論する、民法を各自再確認する機会が与えられるのではないかなと思いました。
また、法案の担当者がBlogもパブリックコメントとして参考とするならば、ことにとかく自己満足で終わりがちな
議論を生産性のあるものとすることが出来るのではないかと考えるのですが甘いでしょうか。
ただ、財産法とだけすると漠然とするので各条文ごとに、
あるいは各章ごとに区分してです。

他にもいろいろBlogの有益性について現在考えているところです。

投稿: 但馬 | 2004/08/17 02:56

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