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2004/07/28

銀行統合交渉差止

住友信託の提起した仮処分で、UFJと三菱東京の統合交渉が差し止められることになった。
正確にはUFJ信託の譲渡を住友信託以外と行ってはならないということだろう。その当否は、契約の内容によるが、以下雑感。

 日本の企業も、契約の法的拘束力ということを使うようになった。独占交渉権などあまり重視されていなかった条項だが、今後はこれをいれるかどうか、慎重になるかもしれない。
 大体独占交渉権の実効性は、市場の大きさに左右される。プロ野球のように独占体制で、ルール破りには村八分をもって制裁できるなら実効的だが、結婚のように候補が沢山いる自由市場なら、独占交渉権はせいぜい損害賠償の前提としての意味しかない。
結婚の場合強制に馴染まないように言われるが、他の契約でも同様である。

今回の場合、仮処分は出ても、結局合併交渉を実質的に進める手立てが住友信託の側にない以上、信頼利益の賠償で手を打って終わりだろう。とはいえ、UFJの出来の悪さは際立っている印象だ。交渉能力が疑われる。

三菱東京側からすれば膿を出し切る時間と解して、有効に使えばよいが。


町村泰貴@foma

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コメント

日経新聞社説にはなかなか来るものがあります(^_^;)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20040727MS3M2701027072004.html

逆に言えば、今に至っても日本は契約書というのものの価値に対して双方が同一の価値観を共有しないで良いという社会だったということですね。
これでは、外資などにいいようにされることになるでしょう。

まぁ、政府からして約束を守らないで良しとして国だと言えばそれまでですが。

投稿: 酔うぞ | 2004/07/28 12:43

日本国内と海外とではダブルスタンダードなんでしょうね。
弁護士さんも、渉外は文化が違う

投稿: 町村泰貴 | 2004/07/28 12:58

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