JSAAに馬術の五輪代表選考が問われる
朝日新聞によると、馬術の五輪代表選考を巡る加藤麻理子選手が、日本スポーツ仲裁機構に代表決定の取消を求めて仲裁申立をするとのこと。
あの千葉すず事件ではスポーツ仲裁裁判所が舞台だったが、日本のスポーツ仲裁機構が五輪代表選考を裁くのは初めてである。
これまでの仲裁判断は3件。内最初の1件は申立人の言い分が通ったが、最近2件はいずれも申立棄却に終わっている。
少なくとも新聞で読む限り、加藤選手のケースは代表選考過程が不明朗な感じがする。仲裁判断が下されれば、その裁定書はウェブに公開されているので、明確さは完全であり、公正な裁定が期待できそうである。
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