民訴学会二日目
民訴学会は二日目、シンポジウム「民事訴訟の当事者」が行われた。
坂田宏「当事者能力に関する一考察」
山本克己「法定訴訟担当論の再検討」
大村雅彦「消費者被害の回復と原告適格」
畑瑞穂「多数当事者訴訟における合一確定の意義」
シンポジウムはほぼ民訴雑誌に再現されるので内容は省略する。
最も印象に残ったのは、山本さんが信認関係と呼んでいたが、いわば信託関係をテコに法定訴訟担当の境界づけ整理を行っていた点である。
月末の団体訴権に関する講演を、NPO消費者ネット関西でやることになっているが、なかなかまとめるのが難しい。大体客層をよく知らないので、どういうレベルに持っていくのがよいか?なのだ。大村報告からヒントを得ようと思っていたが・・・。
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