往年の楽曲の掘り起こしで差別化を図る『iTunesミュージックストア』
往年の楽曲の掘り起こしで差別化を図る『iTunesミュージックストア』
ということなのである。
オンラインで音楽をデジタル配信するビジネスモデルは、違法コピーをはやらせるだけというにはほど遠く、次のような結果を生んでいる。
>「ジョブズCEOが言っているのは『われわれは喜んで、倉庫の中
>で朽ちかけているコンテンツをすべて持ち出し、あなたがたの新
>たな収入源へと変えて差し上げます』ということだ」と話す。
>「おそらく、ジョブズCEOが音楽業界を救おうとしていると言っ
>ては大げさだが、彼は音楽業界にデジタル時代へ移行する手段を
>示している。」
日本の音楽著作権マフィアはi-Tunesミュージックストアのようなビジネスモデルに門戸を閉ざし、たこつぼの中で既存の利益を守るために技術開発の可能性までも妨害しようとしているように見える。
しかしその努力のおかげで、我々はモータウンの宝の山がデジタル配信されても聞くことすら許されなくなってしまうようだ。
まるで社会主義国か鎖国時代か、と思うのは私だけではないはずだ。
そのうち、著作権マフィアは日本のインターネットノードを一箇所に限って、そこを通過するパケットはすべて著作権審査を出来るようにすべきだと言い出しかねない。
そういえば、CD音楽鎖国令の法律はもう成立したのだろうか?
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コメント
>そういえば、CD音楽鎖国令の法律はもう成立したのだろうか?
http://www.asahi.com/culture/update/0513/009.html
輸入CD規制に反対の声明 法改正の動きに音楽評論家ら
著作権法改正による輸入CD規制に反対する音楽メディア関係者の代表は13日、東京都内で記者会見し、国会で審議中の改正案に反対する声明を発表した。声明の賛同者は音楽評論家、音楽雑誌編集者、坂本龍一さんやあがた森魚さんを始めとするミュージシャンら約600人。
こんなことになってます。
投稿: 酔うぞ | 2004/05/14 01:56