おめでとう! 公民権勝利の日50周年
AP 通信社のサイトで今日は何の日と聞いてみると、
>Fifty years ago, on May 17, 1954, the U.S. Supreme Court handed down its Brown v. Board of
>Education of Topeka decision which found that racially segregated public schools were
> inherently unequal, and therefore unconstitutional.
ということであった。
要するにアメリカの片田舎で黒人が事実上公立学校から排除されているのを意見であると連邦最高裁が認めた日だ。
ブラウン事件として有名なこの裁判、ぐぐってみるとまあそれなりに色々のサイトがあるが、少なくとも日本では50周年を記念したり祝ったりしているところはないようだ。
ということで、ここで50周年おめでとう!と書き込んでおきます。
なお、この事件は類似事件もいろいろあるが、テレビ映画でSeparate But Equal という題名の番組が、きれいにまとめている。シドニーボアチエが原告代理人となり、ウォレン判事も誰か有名な俳優さん。
ビデオにもなっているし、DVD もある。
ところがである。
Region1なのだな、これが。
著作物の情報ブロック化と鎖国政策を続けるなら、やっぱりしかとして違法コピーに走るしかないではないか。正当な値段(1000円超くらい)を支払って好きなビデオを見られる国に住みたいよ、全く。
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コメント
学会お疲れ様でした、先生。アメリカ公民権50周年おめでとうございます。
弁護団寄付金が新井氏個人口座併せて700万を突破したとのこと。
素晴らしい。
しかし一番素晴らしいのは、色々な事情ぶつかり合いを全て後回しにして、いち早く開発者支持への寄付金口座を開設し、それを公表して寄付金募集の流れを作った新井氏かもしれません。
義憤ではなく、それ以前の、「仲間に対して何かしよう何かしなければ」がここまで駆り立てるとは。
僕にはとても真似出来ない。
新井氏・弁護団の両寄付金口座への迅速な保証、ありがとうございました。
ところで先生。
権利獲得モノの映画では、僕はMr.Smith goes to the Washington、が好きです。古典ですが。
あの映画を見て、僕はアメリカが世界に君臨するのは確固たる理由があることを勝手に確信しました。
奴ら、言論をぶつけ合って常識を作る力、のようなものがこの世にあることを本気で信じてる。
一般的な日本人が、天皇陛下は悪いことをしないだろう、と考えているのと同じようにとらえてる。
そして炸裂する映画のパワー。「遠い夜明け」とか見ると(※映画なのにも関わらず)一気にアパルトヘイトへの怒りが爆発するアメリカ人。
色んな意味でにかなわないな、と思いました。
テレビ映画でお奨めなのは、英グラナダTVの「シャーロックホームズの冒険」、米ケーブルHBOの「人類月に立つ」がなかなか面白く鑑賞出来ました。どちらもNHKでやってました。
PS
拘留理由開示の際、開発者の態度は実に堂々としていたとのことです。
http://www.geocities.jp/help47jp/kaijihoutei.html
投稿: ac | 2004/05/19 02:15