2024/07/03

尊属傷害致死重罰規定合憲判決の少数意見 #虎に翼

虎に翼の7/3放送で題材にされた尊属傷害致死重罰規定(刑法旧205条)の合憲判決(最大判昭和25年10月11日刑集4巻10号2037頁)は、少数意見のうち実体法解釈の部分で多数意見に賛成する斎藤悠輔裁判官の「何が立法として筋が通らないのであるのか、休み休み御教示に預りたい」というフレーズでとても有名であるが、裁判所の裁判例提供システムでも「休み休み」と検索後に入れて大法廷にチェックすると、一つだけヒットする。

その中で、ドラマでは小林薫演じる穂高先生のモデルとなった穂積重遠裁判官の反対意見も、興味深いフレーズが見られる。

「親と名の附く者を殺すとは、憎みてもなお余りある場合が多いと同時に、親を殺しまた親が殺されるに至るのは言うに言われぬよくよくの事情で一掬の涙をそそがねばならぬ場合もまれではあるまい。」

「殺親罪重罰の特別規定によつて親孝行を強制せんとするがごときは、道徳に対する法律の限界を越境する法律万能思想であつて、かえつて孝行の美徳の神聖を害するもの」

 

これに対して、斎藤悠輔裁判官の意見でも、興味深いフレーズは上記の「休み休み」だけではない。

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2024/06/30

Book:腐敗する「法の番人」

20240627-100410 今年読んだ26冊目は『腐敗する「法の番人」: 警察、検察、法務省、裁判所の正義を問う


鮎川先生の取り上げる腐敗は、まずは警察の裏金、検察の不祥事、そして裁判所の独立を危うくする出来事などである。

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2024/06/29

comic:ヒストリエ12

20240627-95109 今年読んだ25冊目は、実に5年ぶりの『ヒストリエ12

 

 

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2024/06/28

Comic:まんが アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編

20240627-93405 今年読んだ24冊目は『まんが アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編

 

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2024/06/27

Book:フランス人ママ記者、東京で子育てする

20240627-91950 今年読んだ23冊目は、フランスのジャーナリストである西村カリンさんの『フランス人ママ記者、東京で子育てする

 

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2024/06/23

Book:赤と青のガウン オックスフォード留学記

今年読んだ22冊目は、Xでバズったことをきっかけに文庫化され、さらにベストセラーとなった彬子女王の『赤と青のガウン オックスフォード留学記

皇族という特殊な家の娘さんが留学されると、そこには留学生の多くが味わう苦労と喜びが待っていた。

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2024/06/21

Book:月下のサクラ

今年読んだ21冊目は、昨日紹介した『朽ちないサクラ』の続編『月下のサクラ

主人公の森口泉は警察官となり、念願かなって分析チームに配属された。

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2024/06/20

Book:朽ちないサクラ

今年読んだ20冊目は柚月裕子の『朽ちないサクラ

あの、杉咲花主演でこの6月から映画化される原作である。

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2024/06/10

Book:わたしのいないテーブルで

今年読んだ19冊目は、丸山正樹さんのデフ・ヴォイスシリーズ『わたしのいないテーブルで』である。

今まで、コーダとしての孤独感に重心のあったこのシリーズだが、反転して家族の中で聞こえない「私」の心理に焦点があたっている。

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2024/06/09

Book:「裁判官」の良心とはなにか

今年読んだ18冊目は、話題の国を提訴した部総括判事の『「裁判官の良心」とは何か

竹内浩史裁判官は、弁護士任官で裁判官となった経歴であり、また裁判官ネットワークの残された中心メンバーでもある。

 

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